数を減らそう、ということ| ブログ|不登校コース|横浜駅から徒歩5分の個別指導塾REO

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数を減らそう、ということ

いじめ、あるいは不登校などについて、
学校や教育委員会は、
「その数が減ること」を目指すのは、やめた方がイイ、と思います。
 
もちろん、減った方がイイでしょう。
でも、数値報告で減らすことは簡単です、
「なかったこと」にすればイイんですし、
「知らなかった」と報告すればイイんですから。

つらい生徒を1人でも減らそう、と頑張っている教職員の方がいらっしゃるのは
よくわかります。
でも、仕組みとして
「減らそう、減らそう、数を減らそう」という動きをとるのは、いったんやめた方がイイです。

「減ったこと」「少ないこと」が
学校や先生方のステイタスになるような傾向は、危険だと思います。

むしろ、
どんなに多くてもイイから、全てを報告できるようにするべきじゃないかな、と。
 
そういうボクも、
例えば、「いじめがゼロになった学校」などという記事を見て、すごいな、と感心したり
その内容を参考にしたりしていました。
その学校は、その学校でイイんです。

しかし、
多くの学校が、その「数値」だけを目指すようになってはいけない、と思うんです。
 
性悪説のようで残念なのですが、
数値ばかりの報告など、どうにでもなります。
繰り返しですが、
「なかったこと」にすればイイんですから。
 
いじめ、また不登校について、
ボクは第三者の存在こそが大切だと思っています。

いじめられている子、いじめている子、どっちがどうあるべきだ、よりも
それを知っている第三者がいるかどうか、それがまず重要かと。
不登校の子供がわるいのか、その保護者がわるいのか、よりも
そこに関わる第三者がいるかどうか、の方が大事かと。
当事者ではない、第三者が
その事実に目を向けているかどうか、
また、当事者が、それを第三者へ伝えることができているかどうか、が
当事者にとっては大きなことだと思っています。

第三者が、別に立派な人でなくてもイイんです。
専門家でなくても有資格者でなくても、誰でもイイ。
目を向けてくれているかどうかです。
そこに関わってくれているかどうか、です。

第三者は、ある意味で積極的に関わるべきなんです。

なので、
「なかったこと」にして、「数値」が「減った」と評価される仕組みは、
いったんやめた方がイイ。

例えば学校の先生が、
生徒達に関わらなければ関わらないほど、
いじめも不登校もゼロ!として評価の高いクラスになる可能性を秘めています。

逆に、
いじめられている生徒を何とかしたくて周りに相談した先生が、
「あの先生は指導力不足だな」なんて言われたりしかねません。

なので、
「数が減ること」だけを意識させるような仕組みは、やめた方がイイ。

でも、
教育委員会という組織は、ちょっとやそっとじゃ仕組みを変えられません。
だから、
現場にいる学校の先生方には、
いじめで苦しむ子は多い、不登校で悩む家庭は多い、と
勇気を出して、どんどん報告してほしい。
「ゼロです!」「イイね!」
じゃなく、
たとえ目先の評価が下がろうとも、
「こんなにたくさんいます」と細かいところまで報告をして、
「だから、何とかしましょう」
という議論に持っていってほしいです。
 
「なかったこと」ではなく、
積極的に目を向けてもらいたいですし、
「数が減ること」よりも、
「数が多かろうと、全ての事実に目を向けること」こそ重んじられるべきですし、
そうできる仕組みにしなければ、と思います。
今後、
「数が減った」「ゼロだった」ということのみが
学校のステイタスになってはいけません。

ちなみに、
全国の不登校生は減少している、というデータが発表されています。

が、
個人的には、全くそんな実感はありません。
それに、
そうしたデータに疑問を持っている先生方もいるはずです。

そもそも、
減ろうが、減るまいが、
ひとりでも苦しんでいる生徒がいれば、
その生徒から目をそらしてはいけないですし、
表向きに何の問題がなくとも、
つまり数値上は「ゼロ」というクラスであっても、
生徒や保護者からのサインを見逃さないようにしなければならないと思います。

いじめられていることを隠す子は多いです。
笑顔の裏側でココロもカラダもボロボロにしながら無理やり学校へ向かっている子も多いです。

だから、こちらから目を向けていなければなりません。
それは担任の先生の仕事、ということではなく
学校全体の仕事であり、

また第三者としての、使命じゃないのかな、と。
「数値」だけを「減らそう」という仕組みや傾向、
ちょっとやめませんか、という感じです。



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