あなたは誰の味方ですか| ブログ|不登校コース|横浜駅から徒歩5分の個別指導塾REO

  1. 不登校対応REO
  2. ブログ
  3. あなたは誰の味方ですか

不登校コース

ブログ

あなたは誰の味方ですか

昔、保護者の方にキレられたことがあります。

けっこう昔ですけどね、
中学生の女の子を連れてこられて、初めてお会いしたときでした。

その子は、いま美容師として活躍していますが、
当時は全く中学校へ通えていない状況、
そんな中で、初の三者面談。

ボクにキレたのは、お母様でした。


その子のことについて、
こんな子なんです、あんな子なんです、と説明して下さるお母様。

ボクは、うなずきながらフムフムと聞きながらも、
あまり納得のいかない部分では、うなずかないでいました。

そういうセリフはダメ、と思った時には
ちょっと話をさえぎったりしていました。



親子そろって対面での話をするとき、
ボクの意識は、実は子供の方へ強烈に働かせています。

こういうことを言うと、ボクと話したくなくなるかもしれないのですが、
保護者の方と話しながらも、
視界の隅では、子供の一挙手一投足、目の動きや顔の動きを気にしています。

なぜかという理由は多々あるのですが、
いずれにしても、
子供たちだって、「大人の会話」をしっかりと聞いています。

だから安易に子供たちの前で、
納得もいかないのに、フムフムと頷いてしまったり、
いけないセリフをストップさせないでいたりしないように、気をつけます。


たとえ話しているのは保護者の方であっても、

それに対してボクがフムフムとやるだけで、
それを見た子が、傷つく可能性は大いにありますからね。

逆に、子供のことをわるく言ったときなどに、
「そんなことはない」とハッキリ言うだけで、
それを見た子が、少しだけでも安心することはあります。

保護者の方だけと話す時はまた違いますよ。
でも、子供が同席している場合には、基本的にボクは子供と“会話”をしています、言葉は交わさずとも。



たいてい、
初めて相談に来られる保護者の方って、
一気に色々と言い過ぎてしまうんです、それは仕方がありません。
なかなか話す機会がなかったのでしょうし、ボクも「何でも話して下さい」と言ったりしますし。

でも、それがエスカレートして子供への批判になると、
ボクはその横で小さくなっている子やふてくされている子を意識して、
フムフムとは、うなずかないようにしたりするわけです。



話を戻しますが、
そのキレられたときは、まさにそのシチュエーションでした。

お母様も話していくうちに感情的になられて、
その子のわるいところを挙げだして止まらなくなったので、ボクはうなずかずに聞いていました。

そして、「とにかくサボっているのを何とかなおして学校へ行かせて欲しい」と言われたので、
ボクは、ちょっと口を挟みました、「サボっているわけじゃないと思いますけどね」と。


で、

キレられました。

「あなたは誰の味方なんですか!」と。



誰の味方かと言われたら、
回答はただ1つです、ボクは子供の味方です。

でも、
保護者の方も、もともとは「子供のために」という気持ちで悩んでいるわけですよね。

ならば、
保護者の方もボクも同じです、どちらも「子供の味方」なんです、そのはずなんです。


そもそも、敵も味方もないんです。

保護者の方は、子供がイイ方向へいくことを願っている。
ボクも、子供がイイ方向へいくことを願っている。
そして本人だって、イイ方向へ進みたいと願っているに決まっているんです。

なので、一緒。
あえて敵とか味方とかいうのであれば、みんな味方同士なんです。



だけど、

どうしても思い通りにいかないと、ついつい感情的になってしまう。
そして、ついつい「敵視」してしまったり、
もしくは、「敵視」されていると勘違いしてしまったり。

そこにもってきて、
ボクみたいな第三者まで思い通りに話を聞いてもらえないと、
なんだこの人は私の味方じゃないのか、と感じてしまう。

そこで敵とか味方とかになってしまうんです。



思い通りにいかなくて悩んでいるのは、
保護者の方だけではなく、本人だってそうであることは多いです。

なかなかうまくいかないな、と悩んでいる子にとっては
それこそ「味方」が必要なんです。

そんな子に、ついつい言い過ぎてしまうのは仕方がないのですが、
でも、その発言にまで「味方」をするわけには、ボクはいきません。



キレられたボクは、

ちょっと待って下さい。
ボクは本人の味方です。
でも、お母様も本人の味方ですよね、
そして、本人も味方を必要としていますよ。

と、伝えました。

実際には、こんな簡単に言葉にできるほど穏やかな会話ではありませんでしたが、
とにかく伝えようとボクも必死でした。


本来ならば、
お母様の話を最後の最後まで聞ききる、というのがセオリーでしたが、
あえて、お母様と対峙する形をとりました。

その子の前で、
それこそ敵と味方のように、お母様とボクはやりとりをしました、
ホントは“味方同士”なのに。



子供たちは、保護者のことを敵視したりしません。
むかつくとか、なんだとか言っているのは
敵視ではなく、ただの反抗期です。

でも中には、保護者を、またオトナを敵視しているような子はいます。
でも、それは敵視というよりも「信用できない」だけであったり、「味方ではない」というだけだったりしますし、
うらんだり、憎んだりするような気持ちになっている子についても、
その原因はオトナの方にあるものです。

要するに、仮に「敵視」していたとしても、
順番的には、オトナの方から子供の味方でなくなってしまっているものなんです。


子供たちはちゃんと見ているのに、「見てない」と言う。
子供たちはちゃんと考えているのに、「なんにも考えていない」などと言う。

そうやって、オトナの方から勝手に離れて行っていることもあるんです。


余談ですが、
ボクは全ての記事について、中高生が目にすることを意識しています。
それがアメブロへ来た理由でもありますので。

「保護者向けのメッセージばかりじゃないか」と言われるかもしれませんが、

そういうオトナのやりとりも、子供たちは見ていますし、理解できますし、なにかしら感じることはできます。

どうせ見ていない、とか
どうせ読んだってわからないだろう、とか勝手に決めつけてはいけないと思っています、
“味方”なんですから、もうちょっと信用してみて欲しいなと。




お母様とボクは最終的に“和解”しました。

いや、もともと味方同士だったんですから、
「気がついた」と言うべきですかね。

感情的になってしまうのは仕方がありません、
どうして言うことを聞いてくれないのかと悩まれることも自然なことです。

だけど、

お子さんは「敵」ではないですからね。
「どっちの味方なんだ」とは、言わないで下さい。


繰り返しですが、
ボクは「子供の味方」です。

「子供の味方だ」なんて口にすると、格好つけているように聞こえるかもしれませんが、
そんなことないですよ。

だって、保護者の皆さんこそ「子供の最大の味方」じゃないですか。



「横浜の個別指導塾REO」へのお問い合わせはこちらから
お問い合わせフォーム
資料のご請求
無料で体験できる授業へ是非、一度お越し下さい。
無料体験学習受講お申し込み


不登校|個別指導塾REO