ドイツの方からの質問に答えながら| ブログ|不登校コース|横浜駅から徒歩5分の個別指導塾REO

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ドイツの方からの質問に答えながら

以前のイベントでドイツの方からインタビューを受けた件 、

記事中でも触れたのですが、

質問が新鮮でして、回答するこちらがプレッシャーを感じるほどでした。

最初は甘く考えていたんです。

ちょうどイベントでの個別相談がバタバタしていまして、

インタビューなどよりも、そっちの方が気になっていたこともあり、

ホントに甘く考えて、席に着いたのでした。

いま思えば、失礼でしたね。

記者の方の質問が飛んでくるやいなや、もう目が覚めまして

ちょっと熱心に答えた次第でした。

そこで回答した内容は、

そのままボクが「おもうこと」でもあるので、簡単にまとめました。

というか、同時通訳をされていたので

できるだけ簡単に簡潔に答えるように心がけたんですけどね、それがまた“勉強”になりました。


というわけで、

主だった質問と回答をいくつか以下へまとめておきます。


「なぜ『不登校』をテーマにしたイベントを行ったのか」

(回答)

相談する場所のない人が多いからです。

行政やNPOの機関はあるものの、やはり活用しきれていない方が多く、

また不登校生の保護者どうしのつながりも、まだまだ少ない現状があるので

こうしたイベントがきっかけになればと考えました。


「不登校になってすぐカウンセリングに行かせないのはなぜなのか?」

(回答)

アメリカやドイツなどと比べて、子供がカウンセリングを受けるという行為は

身近なものではありません。

カウンセリング、あるいは心療内科や精神科というものに対して、

抵抗を持つ人は少なくありません、ましてや子供を受けさせるのには日本人にとって敷居が高いのです。

また、不登校に対応できるカウンセラーの数も少ないです。

いまは通信教材でもカウンセラーの資格を得られる時代なので、

実際には「不登校」と向き合えないレベルのカウンセラーが多いです。


「なぜ不登校が増えているのか」

(回答)

原因は様々なので、増えている理由を一概に伝えることはできません。

ただ、「不登校」という状態をマイナスの意味で特別視する風潮が強いのは事実です。

欧米にあるようなホームスクールという概念はなく、学校へ行っても飛び級もなく、

どうしても一律の教育スタイルをとっているため、「不登校」がクローズアップされる。

そして、マイナスイメージを植え付けられてしまうので必要以上に保護者も本人も悩むわけです。

日本ではなくアメリカなどにいれば、マイナスどころか「優秀だ!」と称賛されるような子は

不登校生の中にもたくさんいます。


「いまの日本の教育は間違っていると思うか」

(回答)

間違っているとまで言う気持ちはありません、学校はイイところです。

しかし、もっと幅というか余裕を持たせなければならない時代になっていると思います。

かつての教育方針は通用しませんし、そもそも個性が埋没する一律教育は今の時代に向きません。

学習内容を削減する「ゆとり教育」ではなく、

もっと選択肢が増えて、もっと精神的に幅の持てる本当の意味での「ゆとり教育」が必要だと思います。


「不登校の子に対して、保護者はもっと教育をしないのか」

(回答)

いわゆる教育熱心なあまりに不登校になるケースは多いので、

必ずしも、保護者がもっと教育をすればイイというものでもありません。

戦後の復興を支えた団塊の世代は、よくもわるくも子育てや教育に対して自信をもっていますので、

子供に言うことを聞かせるタイプの教育が得意でした。

そして、この世代の子育てや教育は進路や就職にいたるまでのレールをきっちりと敷くスタイルです。

そのきっちりとしたレールを、大人の言うことに従うまま歩むことを「良」とされて育ってきたのが、

いまの保護者世代です。「学歴社会」の生まれた背景の一因もここにあります。

なので、保護者達は団塊の世代と同じような子育てや教育が頭から抜け切りません。

しかし今の子供たち世代は、圧倒的な情報量を有していたり、一定の生活水準に守られていたり、と

保護者達が子供のころとは環境が大きく異なります。

単純に、無条件に大人に従わせるのは不向きな世代なのです。


「不登校になる原因はインターネットやゲームのせいではないのか」

(回答)

違うと思っています。

もちろん、インターネットやゲームばかりに依存している不登校生は多いです。

しかしそれを、「ゲームに依存して不登校になった」と原因のひとつにするのは本質が違います。

なにかに依存したい、甘えたい、居場所が欲しい、という気持ちが強く、

それが「甘えやすい」ゲームになった、という見方のできる子の方が多いです。

ゲームが無ければ無いで、だからといって学校へ行くわけではありません、

ゲーム以外の何かに依存せざるを得なくなるだけです。

ただし、幼少期に家族や他人と触れ合わずにゲームばかりしていた子は、

不登校というよりもコミュニケーション能力の不足という面で、そこに原因があることは否めないでしょう。


と、まとめてしまいましたけど、こんな感じです。

外国人の方だったこともあり、シンプルな質問ばかりでしたね。

なので、シンプルに答えました。

なので、本当は補足をしたいところも多々あるのですが、

いちおう今回はこんな感じで。



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